辞めたければ金を払え！130万の違約金が発生。

インターンを途中棄権した場合、今までかかった総額費用を返金しなばならない。

おおよその費用一覧

往復航空券 約130,000円

VISA代 約150,000円

半年間分の宿泊施設 約500,000円

半年間分の食事手当 約300,000円

半年間分の交通費 約200,000円

合計 約1,280,000円

以上.......

労働者の立場が圧倒的に弱いのが、UAEの労働法である。そして、雇用主の立場がまるで絶対王者かのようにある。

ここで、絶対に反省したい点を書く。

それは、契約書について流して読んでしまったことだ。

短期間で、今まで読んだことのなく、触れたことのない英語の契約書。

私は引っかかる箇所や点があっても、海外の契約書ってこんなものなのかなと、軽く流してしまったことである。

これは、人生最大の過ちであった。

契約書の一文に、インターンを途中で棄権した場合、総額でかかった費用を返金すると言う文があったのだ。が、具体的な数字がなかったので、たかがインターンの仕事で、違約金なんて発生しないだろうと甘く見ていたのだ。

UAEは、出稼ぎ労働者を積極的に受け入れている国である。

例えば、バングラディッシュ、パキスタン、エチオピア、インドなど。

GDPがエグ低い国の労働者の受け入れも行っている。

実際にいた、計算ができない人、アルファベットが書けない人、読み書きができないような人まで、労働者の担い手として受け入れている。

そんな環境で働いていると、大学を卒業した先進国の日本人がここにいる意味を考えると本当に虚しくなる。

そして彼らは、生活がかかっているから、秩序やモラルのへったくれもクソもない。

日本人の美徳を持って、まじめさを持って働くことが、すごく損に感じる。

効率の良さ、サービスの良さを考えても提供することも、周りのレベルが合っていないから、意味をなさない。

例えば、固定電話が普及している時代に、1人だけマートフォンを使って連絡はLINEでよろしく！と周りに言っているようなもんだ。