ドバイのインターン生活

ドバイで始まる共同生活


UAEで毎年開催される冬季限定イベントのスタッフとして、店舗スタッフのインターンが始まった。


ざっくりと業務内容や待遇をまとめると、

業務内容

店舗の運営(在庫の管理、金銭管理、接客)

労働時間

平日8時間、週末9時間、祝日10~11時間。週一休み。

手当

交通費、日本ードバイの往復航空券、住宅、食事手当(日本円で約6万/月)

お給料

インターンなので、ありません!!!



ドバイのブルーカラーで働くとういことは、こういうことなのである。。。


実際に働いて感じたことは、

対接客では下に見られ自尊心もなくなり、セクハラやストレス過多でPMSがモンスターのようになったことだ。


蟹工船の奴隷のような気持ちになった。この話は、おいおい書こうと思う。



ドバイで貧乏をこじらせる

インターンの待遇により、生活の衣食住が保証されている点では、飢えることに心配をしなくていいのがメリットである。


月6万での生活は、ほとんどが食費に消えるので、貯金をすることは厳しい。遊びの範囲もかなり狭まる。ドバイの観光やアクティビティがしたい場合は、自分の貯金からお金を切り崩すしかない。


現に、インターン生のほぼ全員が、日本から30万~50万円くらいのお金を持ってきていた。



日本人同士でルームシェア+6本足の先住民

ホテルアパートメントの間取りは、2LDK。各寝室2名ずつ。入室したときは、「快適に住めるぞ~♪」と喜んだのだが、なんと毎日ようにGが出てくるのだ。


そう、ホテルアパートメントには、6本足の黒い先住民がいたのだ!!


虫が大嫌いな私は、トイレに行く時、机の引き出しを開ける時(引き出しの中がGの溜まり場だった)、室内を移動するたびに、毎回Gの脅威におののきながら過ごさなくて行けなかった。


そんなある日の朝、マウスピースをベットの横の机の上において、台所へ水を飲みに行った時の出来事である。

コップ一杯の水を飲み終えて、また夢の中に戻るために寝室へ向かうと、ワタシのマウスピースに黒い何かが群ガッテイルゾ。。ナンダコレハ。

ドックン、ドックンと高鳴る心臓の音、心なしか呼吸が浅くなってくる。


まさかーーーー、

秒速で眼鏡をかけて、マウスピースを見るとGの子供が群がっていた。

エグすぎる場面である。


全人類共通だと思うが、寝起きの口臭はマジで変な臭いする。25歳の乙女も例外ではないのだ。

それを、こともあろうがGの野郎はたかりやがったのだ。
このマウスピースはドバイ用に新調したおニューなのに。

私の悲痛な叫びを聞きつけた、同室のインターン生がなんとも優しいことに、マウスピースからGをむしり取ってくれて、

マウスピースを洗えば再び使えるのではないかと提案してくれた。


が、LINEでG事件を父に速報した結果、家族協議のもとマウスピースは捨てることにした。


あんな汚いもん、口に入れてはならぬ。病気になるでよ!👨‍🦰



こうして、ドバイのインターン生活は、Gと共に幕をあげたのだった。

ドバイひとり会議

中東ドバイで働く奮闘日記