季節労働よりひどい。ほぼ無給インターンの実態

こんなハズじゃなかった!では、すまされない。闇インターンの実態。

海外就職、希望とやる気の謳い文句の裏側

ドバイインターンの闇の部分。

今回は、このインターンに参加して分かったリアルな実情を書きたい。


海外で働きたい、グローバルな環境で働きたい、英語を毎日使いたい、国際交流がしたい。

海外就職をしたい人は、こんな感情を抱いているのではないだろうか。


全部ではないが、ドバイでのインターン募集は、日本人の海外への憧れや、海外で学びたいといった、やる気をいいように利用したものがある。

しかし、その実態は、ほぼ無休かつほぼ無給のタダ働き同然で、ドバイのブルーカラーとして短期の季節労働としての人材斡旋である。


時給240円で働く

そもそも、インターンと謳っているので給料はない。

その代わりに、月2,000AED(約60,000円)の食事手当がでる。食事手当を今回は無理やり時給に当てはめて計算した額である。

毎日、節約に節約を重ねた貧乏な暮らしをしている。

私の場合は、一日2食でやり過ごしているのだ。ひもじい。。。


休むと、食事手当から休んだ日数分引かれる。または、休みを返上しなければならない。
インターンで体調不良をおこして休みを取った場合、お給料を貰って無いにも関わらず、

なんと食事手当から差し引かれるのである。


え、これってご飯食うな、死ねってこと?!

はい、そーゆーことです。


お給料からお金を引かれたくない場合、週一休みを返上して働く必要がある。

例えば、今週の週一休み+1日を追加して休むとしよう。そうなると、来週分の休みは無く、2週間連続で働き続けなくてはならない。


カツアゲもされる、奴隷のような環境

週一休み、残業代無し、祝日はひどい場合は12時間労働、トイレに行く回数が決められている。

言いがかりや、いちゃもんをつけて、インターン生の食事手当から2万5千円を差し引く雇用主。


どう考えますか?

いろいろ突込み所満がありすぎて、狂いそうになる。


ドバイでは、ブルーカラーの労働者は、奴隷のような実態なのである。


ストレス過多で風紀が乱れる。劣悪な環境。あなたは耐えられますか?

住居は企業が用意してくれるが、その質は最悪である。

ゴキブリが毎日毎日、出てくる。

耐えられますか?


インターン生の人数に対して、部屋数が足りない。ソファや床で寝なくてはいけないことも。

耐えられますか?


ハウスキーパーが部屋を掃除する度に(ドアが開けっぱなしなので)、隣の部屋の悪ガキが勝手に部屋に入ってきてモノを盗みます。

耐えられますか?



無知は罪ですか?情報を誰かが出さないと、負の連鎖が続く。

なぜインターンする前に情報を集めなかったの?と、読者は思うかもしれない。

もちろん、私はドバイインターンに参加する前、情報収集を試みた。


しかし、ネット上でインターンのリアルな実態を発信してくれるものは見つけられなかった。

では、参加者に聞こうと思い、SNSで何とか参加者を見つけて、コンタクトを送ったが、無視されてしまった。


リアルな情報が出てこない

問題を恐れてだろうか、、、

だけど私はドバイのインターンを考えている人に対して、真実を知った上で判断できる場を提供したい。


ドバイのインターンを考えている人は、希望や甘い言葉に惑わされず、冷静になって内容を考えて欲しい。