だからドバイが好き。お客さんと対話していく中で。

直感で相性が分かるようになった

接客をしていると、瞬時にこの人とは気が合いそう、なんかこの人好きだな、雰囲気が良いなっと感じる時がある。
これは、男女関わらず、フィーリングで感じ取れるようになった。

だけど私は、対女性にのみ褒めちらし、愛情表現(あなたの雰囲気好きです、素敵ですね!♡)をします!

別に同性愛とかじゃないけど、女性を男性より信頼している節がある。

自立していて、可愛いし、綺麗だし、親身だし、そんな日本人女性がUAEには多い。ドバイで頑張っている方々を見ると、凄いなって思うし、カッコいいなと思う。
将来、私もそんな女性になりたい。

偽らない感情
ドバイに来てから、正直度は上がったように感じる。
嫌いなものは嫌い、好きなものは好き。
怒る時、笑うと時、つまらない時。
感情を偽らない自分が多くなったと思う。
日本にいた時は、他者の目を必要以上に意識してしまって、自分に疲れたり感情に疲れることが多かったけど、
ドバイではそれが発動しないし、無くなったように感じる。

おそらくこれは、一緒に働くフィリピン出身の可愛い姉さんスタッフのおかげである。
愛嬌があって、感情に素直で、だけど聡明で。

けれども、出身国だけで差別的な態度を取る客がいる。
国は選んで生まれることは出来ない、しかもなぜ下に見られなくてはいけないの?
彼女への侮辱は、私への侮辱。私への侮辱は、彼女への侮辱。

「人種差別にあたりますよ、お客さん。」
「我々は人間性を重視するので、差別的な方へ売ることができません」
「なぜ、そんな事を言うんですか?理由を知りたいのですが」

最初、人種差別的だった人も、私達と対話するうちに、恥ずかしそうにしたり、謝ったりするようになった。
でも、彼らの姿は少し前までの私だった。
働く仲間に学び、お客さんに学び。
ドバイで働く中で、私の国際感覚は変わっていくのである。

ドバイひとり会議

中東ドバイで働く奮闘日記